【審美眼を鍛えることができる!?】/審美眼を養う【2つのコツ!】2020年度版

本記事では、審美眼を鍛えることができるのかについて、また審美眼を鍛えるための2つのコツについて解説していきます。

審美眼がある人とない人の違いはどこで生まれるのでしょうか。

本記事ではまず審美眼とはいったい何なのかについて見ていきます。

ミーコ(6)

審美眼がある人ってどこかスマートな印象を受けるわものね。反対に審美眼がない人はちょっと残念だわよね

審美眼とは何なのか

まず、審美眼とはいったい何なのかについてみていきます。

審美眼という言葉を目にしたときに、「眼」と字に入っていることから、一見すると審美眼とは視覚的な情報から判断するものなのかと思いがちですが、

審美眼とは、つまるところ(シンプルに言うとすると)【知識】と【経験】による(基にした)情報です。(視覚的なセンスは実はそこまで必要とされていないことが下記の具体例から分かると思います。)

審美眼を使う例①

例えば、ある有名な画家が描いた(とされる)絵画がオークションに出されているとします。

バイヤーや骨董品を見定める目利きを得意としている人たちは、その出品された絵画を見て、過去にその画家が描いた絵との類似点や、描かれた絵具の風化具合や紙やキャンパスの年代などの主に知識による情報から、その絵画が画家によって描かれた”本物の絵画”かどうかを見極めると思います。

これらの事柄を判断できる優れた人が周りの人から「あの人は審美眼(見る目)がある」と言われたりするのです。

審美眼を使う例②

もう一つ例をあげると、就職の面接試験で面接官がその志願者を採用するどうか判断する際にも、人を見る目がある人のことを「審美眼がある人」だと称されることがあります。

実際に面接官をされた経験がある方ならわかると思いますが、その応募者の姿勢や態度などから、その人が本当に信用に足る人物なのか。自分の会社にマッチしているのかを見極めると思います。

このとき面接官は、比較して考えます。

つまり、いま目の前にいる応募者とほかの応募者を比べたり、あるいは過去に自分が使用してきた人物と比較してこの人物はウチの会社に入ったらどんな成長の仕方をするか想像します。

上記の2つの例のように、【本物】か【偽物】かまたは【これから先どうなるか分からないもの】を、見極める際にある程度の正確さをもって判断できる人のことを『審美眼がある人』と言われるのではないでしょうか。

ミーコ(6)

どうやって審美眼を鍛えることができるの?

審美眼とは【知識】と【経験】の産物

既に審美眼とはつまるところ、その人の”知識”と”経験”による部分が大きいことは述べました。

しかし、一方でこの”知識”や”経験”に当てはまらない場合は、それを見極めるセンスのようなものはある程度要求されるのも事実です。

富樫義博著の漫画『ハンター×ハンター』で、ヒソカがゴンとキルアを見定めるシーンがあると思います。

ヒソカはゴンとキルアの子どもという見た目に囚われず彼独特の審美眼で、彼らの実力を評価しています。

ヒソカの審美眼を言語化すると上の3つの観点のブレンド(割合はある)で判断していると思います。

漫画『ハンター×ハンター』の面白さは以下の記事で紹介してますので、興味がある方はどうぞ。

話が少し逸れました。

では、審美眼を鍛える2つの方法についてみていきましょう。

①つ目:なぜ?と日常の出来事に疑問を持つ

審美眼を鍛える1つ目の方法は、日々普段何気なく過ごしているときに『なぜ?』と疑問に持つことが大切です。

なぜなら、「それはなぜなのか?」と日々生きていくなかで、疑問を持って、それについて調べる癖をつけるとおのずと、知識が増えていきます。

これは別に難しいことを言っているわけではありません。ほんとうに簡単なことからで構いません。忙しく生きているなかで、これはなぜなんだろうと疑問に思うところからが審美眼を鍛えることのスタートです。

例えば、電柱に書いてある住所のプレートの色が、こことここで違うのはなぜ?といったような日々生きているなかで疑問を持って調べるところから、知識は増えていきます。

そして、自分で調べたことで得られた知識や自分が体験したことが増えると審美眼が徐々に鍛えられていきます。

②つ目:とにかく何事もやってみる(行動してみる)~

経験は、財産とはよく言ったものです。

審美眼を鍛えるためには、とにかく何事もやってみる(行動してみる)ことが大切です。そして、行動してみた後それがあまりうまくいかなくて失敗したと思ったとしても、その次に生かせるはずです。

(誰しもがはじめからうまくいくことなどありえません。上でみた絵画を買う人だって贋作を過去に買ってしまった経験が活きているかもしれませんし、「審美眼がある人」と今思われている採用担当者も昔雇って失敗したなと思う経験が次に活かされていることがあるのではないのでしょうか。)

そして、続けていくうちにいつの間にかそれは失敗でなくなっているかもしれません。

なぜなら、失敗はやがて成功するための方法を見つけるための過程に代わっていくからです。

あの人は審美眼(見る目)があると言われている人も、過去には失敗や苦い経験をしているはずです。そして、今現在そのような経験が活きているのです。

失敗が失敗でなくなる話については下記のコチラ↓の記事で紹介しているので興味がある方はのぞいてみてください。

そして、審美眼を鍛えることで、情報リテラシーを鍛えることにもなると思います。それは上記で見たなぜだろう?と疑うクッションを1つ挟む思考の仕方に慣れている人は、ネットリテラシーが結果的にたかっくなり、現実でも変な勧誘や怪しい話を見分けられることができるようになると筆者は考えます。

最後まで読んでくださった方ありがとうございました。

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