『呪術廻戦』が”集英社(少年ジャンプ)”から受け継ぐもの。【アニメ大ヒット!の2つ理由!!】

アニメ『呪術廻戦』のアニメが大ヒットしていますよね。

筆者もNetflixで、毎週新着エピソードを楽しみにしている作品の一つです。

久しぶりにおもしろいと思える作品です。そんな『呪術廻戦』が連載している集英社の『週刊少年ジャンプ』から受け継いでいる(影響を得ているのではないか)と思う作品2つを挙げて、『呪術廻戦』のおもしろさの要因を挙げることが、この記事の目的です。

ミーコ(6)

家で過ごす時間が増えた昨今に、おもしろいアニメや漫画はありがたいわよね

『呪術廻戦』が”集英社(少年ジャンプ)”から受け継ぐもの。/アニメ大ヒットの2つ理由

宇宙の受け継ぐものをイメージさせる画像

前提

まず、前提として『呪術廻戦』のアニメがおもしろいのは、間違いなく原作である漫画が面白いからでしょう。

それは、ストーリーの構成や話の展開や登場人物の魅力や関係性といった原作者の芥見下々さんの実力であることは、筆者がここで改めて指摘するまでもありません。

筆者が『呪術廻戦』を観ていて少し思うのは、2つの作品『ハンター×ハンター』と『鬼滅の刃』といった集英社(『週刊少年ジャンプ』)いくつかの作品から、良い影響を受けていると感じることが、ちょっとした場面から受けます。

もちろん冒頭で申し上げた通り、ひとえに作者の力によって、面白いのですが、ここでは、上記の2つの作品と比較(類似点と差異を明らかに)しながら、『呪術廻戦』のおもしろさについて、考えたいと思います。

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①:『ハンター×ハンター』との類似(共通)点

青空に紫色の一輪の花が咲くイメージ画像

私が『呪術廻戦』を観ていて思うのは、作者の方はひょっとしたら『ハンター×ハンター』がけっこう好きなのではないかと思う点です。

二つの作品はそれほど酷似しているわけではありませんが、登場人物の描き方(他のキャラとの関わり方)そして、何より、話の展開が“一元的ではない”(これが『善』で『悪』と決めつけるのではなく、利害関係や組織の中で価値観に一定の揺らぎがある点)がとても共通している部分んであると思います。

これは、物語に厚みを持たせる(また、それぞれの登場人物に感情移入しやすくなる)役割に一役かっています。

『呪術廻戦』の主人公である”虎杖悠仁”が抱える”器”とそれを取り巻く”利害関係”

器(うつわ)を連想させる画像

『呪術廻戦』の主人公”虎杖悠仁(いたどりゆうじ)”は、両面宿儺(りょうめんすくな)通称”宿儺(すくな)”の器として、両面宿儺の指20本を回収する役割つまり、器としての役割を持たせています。

(この器の役割を果たしたら、死ぬという側面があります。)

また、この主人公虎杖悠仁(いたどりゆうじ)を取り巻く環境もこの縛りがあるために、移り変わっていくもの(その膨大な力を味方にしたい呪霊サイド、宿儺の指を回収したい思惑とその余りある力と虎杖の器を測り兼ねている学園サイド、そして呪霊に力を貸す呪術師等)でその力関係(パワーバランス)は一元的ではなく、一定の”揺らぎ”があるものになっています。

こうしたことで、話に深みが生まれ、”立場”によって行動が変わる現代社会の構図とよく似ていて、単純な『善』と『悪』の対立よりも各登場人物に感情を入れやすくなります。

これは、『ハンター×ハンター』の幻影旅団やヒソカと主人公サイドの力関係といったバランスと似ていると思い、今回『呪術廻戦』の受け継ぐ作品の1つの側面として挙げさせて頂きました。

念のため、『ハンター×ハンター』関連記事を下記に(コチラ↓)貼っておきます。

「ハンター×ハンター」と「ONE PIECE」の2つの差異
紫色の空に一閃の雷が落ちるイメージ画像

”五条悟(ごじょうさとる)”の底知れぬ強さ

少し余談ですが、『呪術廻戦』の登場人物(キャラクター)の中でも随一といっても良いくらい人気のあるキャラクターである五条悟(ごじょうさとる)の”底知れぬ強さ”(それ”反則級”じゃない)もまた魅力的な部分ですよね。

それ強すぎでは…と思うくらいまさに桁(ケタ)が違いますよね。(笑)

“無限”について、時間と空間をうまく使った設定だと思います。今後の彼の活躍や今後どうなっていくのかについて物語(ストーリー)からも目が離せません。

ミーコ(6)

あれだけ強くて、ミステリアスな雰囲気といいカッコイイわよね。ナルトのカカシ先生に少しだけ似ている気がするわ。

少し関連する記事はコチラ↓

【人はなぜ死を恐れるか!?】/「時間」と「空間」の2つの差異(違い)

②:『鬼滅の刃』との類似(共通)点と差異

実りあるブドウ畑のイメージ画像

また、これは筆者が友人と『呪術廻戦』について、話しているときに挙がったもはや国民的といってよい漫画の『鬼滅の刃』について、ここで少し触れようと思います。

筆者はあまり気が付きませんでしたが、言われてみると同じ週刊少年ジャンプの『鬼滅の刃』にも似ていると言われれば少し似ているかもしれません。

ただ、下記の点が『鬼滅の刃』と『呪術廻戦』では決定的ともいえる”差異(違い)”があります。

“鬼(もともとは人)”と”呪霊(もともと人でない)”ものの”差異(違い)”

敵役(一定の悪役)として、描かれる鬼(もともとは人)”と”呪霊(もともと人でない)”ものの”差異(違い)が『鬼滅の刃』と『呪術廻戦』両作品の話の構造的な部分の違い(差異)ではないでしょうか。

表層的な部分では似ていても両者には、根本的な違いがあると思います。

もちろんどちらの作品も、素晴らしい(『呪術廻戦』でいうところの”特級”に値する)作品であることに違いはありません。

今後とも、両者の作品の続きが気になります。

関連する記事はコチラ↓

【霹靂一閃!!】『鬼滅の刃』が爆発的に人気(大ヒット)になった【3つの理由!】

まとめ

これまでみてきたことを、以下に簡単にまとめます。

まとめ
  1. ①:『ハンター×ハンター』との類似(共通)点
  2. ②:『鬼滅の刃』との類似(共通)点と差異

以上が、『呪術廻戦』が”集英社(少年ジャンプ)”から受け継ぐもの。/アニメ大ヒットの2つ理由についてでした。

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おまけ

五条悟(ごじょうさとる)にすこ~しだけ関連する記事↓

【人はなぜ死を恐れるか!?】/「時間」と「空間」の2つの差異(違い)

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

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