【未来の行動で過去が変わる!?】/具体例と2つの理由

今回は、未来の行動で過去が変わる理由について見ていきたいと思います。

村上春樹さんの小説の一部分にでてきたエピソードの一つだった思うのですが(筆者の記憶をもとになので細部が異なっていたらすみません)ある登場人物が

「僕は故人(すでに亡くなっている人)の作品しか評価したくない」と登場人物がいったシーンを覚えています。

これの根本に眠っているのが、今回のテーマである【未来の行動で過去が変わる】ことがあるからだと筆者は考えます。

未来の行動で過去が変わる

誰もが知る有名な発明家のエジソンのこの言葉を一度は耳にしたことはないでしょうか。

「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ」

この言葉は、エジソンは、自分がしたことは「経験」であり「失敗」ではないということを、言っていると思います。

エジソンがもし電気の発明を途中で諦め断念(もしくは発明する前に亡くなってしまっていたら)それは第三者から見たら失敗と映ったかもしれません。

ただ何度もトライして、電気を発明したことでそれらの「失敗」は成功へと導くための「経験」に変わったと捉えることができると思います。

余談ですが、僕がエジソンの名言と発言のなかで好きなものを1つ紹介します。

「私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ」

これは継続することの大切さを謳った非常に好きな言葉の一つです。

続けるためのコツを下に貼っておきます。

1つ目:過去は自分の主観でしかない

僕たち人間は、ひどく失敗したときの経験を覚えていることが多いです。

あぁこれは、失敗したなぁという経験の一つや二つは生きていれば、あると思います。

これらの失敗は自分の主観であることが常です。

これらの経験は果たしてほんとうに失敗だったのでしょうか。これからの行いで実は、エジソンの言う経験に変えることがどれもできると思います。

またこれは反対のことも同時にいえると思います。

また、続編を作らないことで知られているアメリカの小説家のスティーヴン・キングですが、その理由の一つに「続編を書くとその前に書いた小説が駄作に変わる」可能性があるからではないでしょうか。

素晴らしい作品が、続編や2作目によって、もともとの作品のいい印象が薄れてしまうといったことはなんとなくみなさんにも伝わるものがあるのではないでしょうか。

ジブリの宮崎駿監督の作品に続編というものが、存在しないことも根本にはそれらの概念があるのではないかと思います。

2つ目:何がどう結びつくかは、生きている限り誰にも分らない

2つ目の理由は人が生きている(動いている)限り何がどう結びつくかは分からないからです。

人は生きている限り常に動いている生き物です。

僕らは、寝ていても心臓が動いていますし、地球の自転によって、位置も動いているのです。

あのときの経験が、実は今に活きているそんな結びつきを感じたことはないでしょうか。

私の経験ですが、建築学科で模型を作っていて、カッターの扱いに慣れていたため、いま料理をするときに包丁でケガをすることがほとんどない。

などといった一見すると何ら関係のない出来事(経験)でもどこかしらに繋がっていることがあるのです。

そして、日々生きて行動する私たちは、動いている状態なので厳密に評価することはできません。もし一部分の切り取って評価すると、そのときは下降している状態化もしれませんが、もしかしたらその経験が活きて上昇する可能性もあります。

あなたがこれからとる未来の行動で過去は変わるかもしれません。

最後まで読んでくださった方ありがとうございました。

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