本記事では文系と理系を決定する際に考えることをおすすめする2つのポイントについて解説していきます。
文系と理系どっちがいいかおすすめする2つのポイント
大学受験をする前に文系と理系どちらかに絞り進学するのが、日本では一般的です。
自分の進路を決定する際に文系と理系どっちがいいかについて、筆者の体験も交えてお話していきます。
以下の二つが考えるポイントです。
1つ目:自分の成りたい将来像から(やりたいこと)から逆算する。
あなたは、将来どんな大人になりたいですか。
この問いに高校生のときから即答でこたえられる人は、ほとんどいないかもしれません。
ただ、中には将来就きたい仕事がある人が進学先として選ぶことが、自分の成りたい姿に近づく道だったりするものもあります。
(弁護士や裁判官もしくは検察と医者薬剤師など国家資格が関係する仕事に就きたい場合進学先はおのずと見えてくると思います。)
たとえば、弁護士や裁判官、検察といった法律を専門にする仕事に将来就きたいと考えている人ならば
弁護士(裁判官、検察)→法学部→文系といったように逆算して考えられると思います。
他にも、科学系のメーカーに勤めて研究開発したいと思っている人ならば
科学系(開発職、技術職)→理工学部(化学系)→理系
あとは、自動車開発したい人ならば、
自動車(設計、開発)→理工学部(機械工)→理系
最たる例は、医者でしょうか。
医者→医学部→理系
なりたいものがまだない(見つかっていない)場合は文系がおすすめです。
まだ、やりたいことが見つかっていない(もしくは分からない)といった方は、職業選択の幅が広い文系を選ぶことをおすすめします。
これは、考え方にもよると思いますが、就職率でみるとたしかに理系の方が、良いデータがでています。
理系に進学するとある程度その分野の専門的なことを学ぶために、その学科の技術職で就職すると有利に働くことがあります。
しかし、やりたいことが決まっていないのであれば、大学在学中に見つけることができれば、問題はなくひとまず文系(就職先を選ぶ範囲が広い)を選ぶのは全然ありだと思います。
ただ、もしその理系の中でも、自分のやりたくないこと(第一志望は、機械系なのに、化学系に進学してしまった)といったようなケースだと、大学での授業がつらく(興味のないものに対して若いころの貴重な時間を費やすのはもったいなく)感じ、途中でリタイヤしてしまうケースも見受けられます。
途中で(3年生などで)、学科を変更できる大学もあるので、興味のあるところに入れなくても、学科を変更できるケースはあります。(しかし、なるべく行きたい学科を優先して大学を多めに受けることをおすすめします。)
2つ目:得意科目から選択する
僕の場合は、数学と美術が得意だったので、建築学科に進学することを決めました。
建築学科は文系と理系の間のようなところといわれることがあります。(理系だと男女比が9:1のところも珍しくありませんが、建築学科は男女比が6:4ないし7:3ぐらいの割合でした。)
こうした男女比も少し文系と理系を選ぶ際には、参考にしてもいいかもしれません。
自分が送りたいキャンパスライフはどっちかなぁと一度考えてみるとよいでしょう。
また、大学を卒業した後も人生は続きます。大学は人生の考え方のベースとなる期間でもあり、文系と理系の選択は大事とも言えますが、何度でも進む方向の修正をすることは可能です。
それとは別に、大学は自分でできることが多い(自分の裁量幅が広い)ので、ぜひ大学を進学するかどうか自体を迷っている人がいたら、迷わず行った方がいいとおすすめできます。
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以上が文系と理系どっちがいいか決定の際におすすめする2つのポイントでした。
選択する際の参考に少しでもなれば幸いです。
最後まで読んでくださった方ありがとうございました。