2020年3月6日公開が予定されていた「映画ドラえもん -のび太の新恐竜-」の公開が延期されました。(2020年2月27日に発表されています)
全国の映画館の374館で公開が予定されていたが、観客の安全を優先したとされてます。
公開日は現在(2020年3月6日時点で)まだ未定です。
映画「ドラえもん」のシリーズは大変人気があることでも知られています。(毎年主に初春から春休みとゴールデンウイークあたりにかけて公開されています。)
そのため今回の公開を楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。
(木村拓哉さんが声優として出演していることでも話題になっていましたよね。)
お子様連れの家族で来る方が多い特徴がある映画ですので、新型コロナウイルスの影響で公開を延期した東宝と製作委員会の判断は賢明だといえると思います。
映画「ドラえもん」のシリーズは、2012年以降興行収入30億円を突破していて、前作と前々作は興行収入50億円を超えています。
政府が示した集団感染(クラスター)が起こった場所と状況
新型コロナウイルスの連日の報道で集団感染(クラスター)のリスクが高いことは、筆者があらためて言うま必要もないと思います。
2020年2月26日に厚生労働省による調査をもとにした政府が示した集団感染(クラスター)が起こった場所と状況が以下の6つが挙げられています。
・スポーツジム
・屋形船
・ビュッフェスタイルの会食
・雀荘(じゃんそう)
・スキーのゲストハウス
・密閉された仮設テント
集団感染(クラスター)の共通点
・換気が悪い
・人が密に集まって過ごすような空間
・不特定多数が接触するおそれが高い場所
とされている。
実は、このような特徴は映画館にあてはまる可能性が高いのも事実です。(満員電車などもっとあてはまるような場所もありますが(笑))
映画業界と新型コロナウイルス
以下、映画業界(主に特徴について)と新型コロナウイルスの関係について焦点をあてます。
映画の興行収入(公開初週の興行収入)
映画の興行収入のランキングなどを目にしたことがある人は多いと思います。
その映画が成功したのかどうかの判断する重要な基準の1つとされています。
映画業界で興行収入は、配給会社に入ってくる収入にも直接響いてくる(配給会社と映画によって何%と決まっています。)
新型コロナウイルスの影響で、興行収入が伸びない可能性があります。
特に公開初週の興行収入などは、その映画が今後どれだけ伸びるかの指標になるんで重要とされています。
映画の興行収入はシリーズものなどは、過去の作品と並べて比較されてことも多く、興行収入は記録として残ります。
映画作品公開のスケジュール
YouTubeの動画の広告で「あっ!この映画面白そう!」と思ったときに、公開日をみてみると、半年(6ヵ月)以上先だったなんて経験をしたことはありませんか。
(映像がしっかり入っている予告だと3ヵ月前くらいですかね)
実は、映画作品の公開日(何月何日に公開します)のスケジュールは半年以上先まで決まっています。
そして、映画業界の特徴として関わっている人が多く会社(配給会社やスポンサー)は多岐に渡っているのも特徴の1つです。
中国湖北省武漢市内では映画館が業務停止している。
新型コロナウイルスの発生地とされている中国の湖北省武漢市内では、映画館は業務を停止しています。(人が密集しているところであるため)
映画業界としては、中国の旧正月(長期休み)ともろにタイミングがかぶっていて、映画館が業務停止もしくは客足が少なく大きな打撃になっています。
日本の映画業界も新型コロナウイルスの対応に追われていて、対策を行っている(座席を1つ空けて座る等)映画館も見受けられます。
誤解を受けそうなので、言っておくと筆者は映画館の業務を停止しろと言っているわけではありません。経済と新型コロナウイルスとの折り合い(せめぎ合い)について専門家でない筆者が意見を述べても混乱をまねくだけである(影響もそんなにない)ので、述べるつもりもありません。
それよりかは現状や事実に着目していく方が有意義だと個人的には思っています。
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