2020年に予定されている東京オリンピックの開催が中止になるかそれともそのまま開催するのか、 新型コロナウイルスの感染が影響していくる段階になりました。
本記事では、東京オリンピックが開催されるのかそれとも中止になるのかについてと、武漢の現在(2月下旬まで)の気温と湿度が日本の何月ぐらいに相当するのかについて解説して、新型コロナウイルスが東京オリンピックまでに死滅(非活性化)するのかについてみていきます。
2020年東京オリンピック開催かそれとも新型コロナウイルスの影響で中止か。
新型コロナウイルスによる肺炎拡大の影響で2020年東京オリンピックの開催が危ぶまれる状況になってきましたね。
東京オリンピック開催判断「期限は5月下旬」IOC委員会が発表。
新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受けて、国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド委員(77)が東京オリンピックを開催するかどうかの判断を5月下旬との見方を示しました。
また、東京でのオリンピックの開催が難しい場合は、開催時期の順延は難しく(巨額の放映権料がかかっているため)期日的にも他の開催地で開催することは難しく東京でオリンピックを開催しない場合には中止になるとの見方も示しています。
新型コロナウイルスの感染拡大は五月下旬までに収まっているのか。
新型コロナウイルスの感染拡大は五月下旬までに収まているのか。
この問いに関しては、分からないというのが正直なところです。
しかし、以下のことを考えると新型コロナウイルスが五月の上旬頃(ゴールデンウイークぐらい)までは、ウイルスとしての勢い(活性化された状態)である可能性が高いことが考えられます。
武漢の現在(2月下旬)の最高気温は22℃(湿度80%程度)
新型コロナウイルスの最初の震源地(発生して猛威を振るったところ)である中国の湖北省武漢市の現在(2月下旬頃)の最高気温は22℃を超えることがあり、湿度は80%程度です。(武漢の14時ころ最高気温が22℃や23℃になることが日本気象協会のデータをみると分かります。)
この気温と湿度はだいたい日本でいう5月上旬(ゴールデンウイーク)の頃と同程度の気温と湿度になります。
なので、いまも武漢で新型コロナウイルスは元気に活動しているため、五月上旬ころまで日本でも新型コロナウイルスの感染拡大が続いている可能性はあるといえます。
インフルエンザが日本では2月か3月を過ぎると収まる(非活性化する)わけ。
インフルエンザは日本では2月と3月を過ぎると、次第に収束するのは、なぜかというと実はインフルエンザは湿度が高くなると水分にからめとられて非活性化します。
また、気温が高くなると非活性化するので、この時期を越えると次第に感染拡大は収まっていく傾向があります。
しかし、上記でみたように武漢の気温と湿度は高いのに新型コロナウイルスは依然猛威を振るっていることが、インフルエンザと異なる点だと言えます。
東京オリンピックの判断時期はなぜ5月下旬なのか。
2020年の東京オリンピックを開催するかどうかの判断時期をIOC(国際オリンピック委員会)が5月下旬に設定したのは、各国の選手たちの宿泊施設(練習場)などの決定が十分にできる時期として5月下旬に設定されていると考えられます。
これが一カ月前の7月とかだと現実的には、こうした各国選手たちの予定の関係で難しいことは分かりますが、もし判断時期が7月だったら、新型コロナウイルスは気温と湿度の関係でかなり非活性化している状態になっている可能性は高いと言えます。(笑)
なので、五月下旬は新型コロナウイルスがどうなっているのかは、現段階(2020年2月26日)では判断が難しい状況だといえます。
新型コロナウイルスは人災か?
これは、一概にこうです。とはいえない部分になりますが、新型コロナウイルスが人災の側面も少し出てきてしまっているのが現状と言わざるを得ません。
特に、日本では連日ダイヤモンドプリンセス号の対応が取り上げられているように対応の関係で感染拡大が広まってしまったのではないか。という疑問は多くの人が抱くと思います。
政府(厚生労働省の副大臣)が清潔ゾーンと不潔ゾーンに区分けしている写真がTwitterに上げられて話題になっていましたが、明らかに清潔ルートと不潔ルートの先が一緒の場所に通じている(分けられていないもしくは区分されていない)状態であったことはある意味衝撃的なことでした。
「レッドゾーン」(感染する恐れがあるエリア)と「グリーンゾーン」(感染する恐れがないエリア)の区別がされていなかった状況は、まさに人の手によってつくられていて人災と言われても仕方のない側面です。
新型コロナウイルスが死滅(非活性化)するには。
一つは、新型コロナウイルスのワクチンの開発が進み成功すれば、感染の拡大が防げる可能性はあります。
ただ、新型コロナウイルスは感染する速度が異常に早いので、開発に時間がかかり感染する人数が増えてしまうと、ワクチンを大量に作る必要性がでてくるので、難しくなる恐れもあります。
もう一つは、気温や湿度の関係で新型コロナウイルスが非活性化することで、感染の拡大が弱まることがあげられます。
この時期については、先に述べた通りまだ正確なことは現代段階(2020年2月26日)では何とも言えない状況なので、これから武漢の気温が上がっていきどのくらいの段階で収まるのかについてみていくと予測が立てられるようになると思います。
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以上が、東京オリンピックが開催されるのかどうかと新型コロナウイルスの死滅(非活性化)時期について主に現在(2月下旬)の気温と湿度に焦点を当てて解説になります。
最後まで読んでくださった方ありがとうございました。
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