映画『アイリッシュマン』/運のいい国と人っているよね(科学的根拠はないけど)

Netflix配給の映画『アイリッシュマン』を観ました。

以下それに関連して思ったのは、運のいい国と人っていますよね。(科学的根拠はないけど)←このタイトルでピンときた人もいるかもしれません。

そういう人とは趣味が合うかなと思います。(笑)

映画『アイリッシュマン』

映画『タクシードライバー』の監督としても有名なマーティン・スコセッシ監督の作品です。

『アイリッシュマン』は、配給がNetflixであることも今回の作品の一つの特筆すべき点です。

筆者はNetflixで観ました。

VODは数多くありますが、特にこだわりがなければNetflixがおすすめです。

映画『アイリッシュマン』は舞台はアメリカで物語は1950年から1980年の間を行ったり来たりする。(1975年にたびたび話の軸になる)

本作は、2004年に出版されたノンフィクション作品『I Heard You Paint House』 を原作としています。(このペイントハウスに見て取れるように、裏社会のマフィアたちは、ペンキ屋でなくともペンキを塗る必要がでてきます。)

主人公のフランク・シーランが、老人ホームにいるところから回想として話が進んでいく。

アメリカのもともとはトラック会社の運送を担当していたフランク・シーランだが、ひょんなことから、アメリカの裏社会に精通しているイタリア系のマフィアの人物に知り合い信頼を得て徐々に仕事を得ていく話です。

興味がある方はぜひ一度観てみることをおススメします。

個人的感想はけっこう面白い(興味がひかれる)内容でした。

運のいい国と人っているよね(科学的根拠はないけど)

この映画『アイリッシュマン』を観て思ったのは、運のいい人っているよね(科学的根拠はないけど)。

映画『アイリッシュマン』の中で、冒頭の老人ホームにいるフランク・シーランは、ジミー・ホッファの事件に関連している裏社会で人物で最後まで生き延びた人物になります。

もちろんフランク・シーランが殺されなかったのは、単に運のいい人で片付けるのは、ナンセンスだと思いますが(現に彼は人付き合いのバランス感覚がよく、イタリア系マフィアの中でアイルランド系の人物であるにもかかわらず、最後まで生き延びることになります。)

ただし、家族を犠牲にしてまでやった彼の行動に晩年フランク・シーランは教会で胸を痛めるシーンもあります。

少し話が逸れました。

それでも、フランク・シーランが生き延びた要因の一つには運の要素は含まれると思います。

彼がラッセルと知り合ったのも最初は、ガソリンスタンドで偶然出会ったことがきっかけでした。(それが良いか悪いかは別として)

ふと、周りを見渡してみると、「あれ、この人ってけっこう運いいよね。」って人がたまにいます。

なぜかは分かりませんが、(分かることもないでしょう)ほんとにたまーに存在します。(笑)

そして、イタリアって国もけっこう全体的にみると、運がいいような国にみえるのです。(ローマ帝国の時期からの歴史はもちろんありますが)戦争などの出来事や世界史を通じてみると、なかなか結果を持つ(『アイリッシュマン』で描かれているように結果的にアメリカの1960年代後半から1970年代後半にはイタリア系マフィアは裏から力を持っていたのですから)

それに、最近の映画『フォードvsフェラーリ』の中でアメリカvsイタリアで描かれているように、フェラーリという美しい車を作るような技術とブランドを持っていたりします。(イタリア人にそれほど勤勉なイメージはない分運がよく見えてしまうのかもしれません)

個人的にも、イタリア車は形が綺麗で好きな部類に入ります。(実用性は低いですが(笑))

アニメ『バッカーノ!』

個人的に『アイリッシュマン』を観ていて、随所で思い出したのが、アニメ『バッカーノ!』です。こちらも原作は小説ですが。

アニメ『バッカーノ!』も時期が同じようなイタリア系マフィアがニューヨークを席巻していた時代が舞台です。

ニューヨーク五大ファミリーの一つのジュノベーゼ・ファミリーのボスのトニー・サレルノなんかはもろにそれです。

アニメ『バッカーノ!』は僕の最も好きなアニメの一つです。(ぜひ観ていない方がいたら胸を張っておすすめできます。)舞台はアメリカニューヨークでこちらも時間軸が行ったり来たりする話であり、かつ「不老不死」が絡んできます。

以上が、映画『アイリッシュマン』を観て運のいい国と人っているよねという感想でした。

Netflixと映画館業界の緊張関係であまり放映される機会に恵まれていない『アイリッシュマン』ですが、観てみる一見の価値はあると思います。

最後まで読んでくださった方ありがとうございました。

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