全国で緊急事態宣言が解除されてから、数日が過ぎた。
6月から本格的に企業や学校も普段の日常へと舵を取り出した。
今回は、緊急事態宣言が今後再び発令される(正式には発出という言葉が使われることが多いですが、ここでは分かりやすく発令という言葉を使わせていただきます)ことはあるのか。について筆者なりに考察していきたいと思います。
なお、筆者は医療機関の専門もしくは感染症に関して専門的な知識がある人ではないので、いち市民(市井)からの考察になります点予めご了承ください。
それでもこれまで起きてきた幾つかの出来事を繋ぎ合わせることで、今後緊急事態宣言が発令されることはあるのかについて考察できる部分はあると思います。
ミーコ(6)
緊急事態宣言が再び発出(発令)されることはあるのか/考察
前提
あくまで、これからみていくことは、2020年6月1日現在の視点から考えていきます。
2020年4月16日に緊急事態宣言が発令されてから、2020年5月25日まで(首都圏が解除された日)緊急事態宣言が出されていた状況が続きました。
緊急事態宣言は解除されましたが、依然として新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の脅威(威力)は衰えておらず、根本的な解決ができた状態ではありません。
つまり(当然ですが)、まだ新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は終わった出来事ではなく現在進行形で続いています。
企業は依然これらの脅威に備えて(対策を打ちつつ)動きはじめ、徐々に日常に移っていっています。
再び緊急事態宣言は出るのか
正直にいうと分かりません。
未来のことなので、分からないというのと現在進行形で進んでいることを評価することは非常に難しいことだからです。
ただ、緊急事態宣言を一度やってみた政府や体験した市民にとって、緊急事態宣言はけっこうキツイ状態(それは経済的にも心身的な意味でも)だったと思います。
あのタイミングでの解除は現在政府が補償されている内容から考える経済活動のギリギリのタイミングだったと思います。
今後の行政の対応が重要(日本は根本的に解決したわけではない)
日本は、台湾のような国と異なり、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して、冒頭に述べた通り根本的に解決したわけではありません。
ひとまず感染者数が低く抑えていた状況(世界的にみて検査人数が少ないことはやはり無視できない点だと個人的には思いますが)緊急事態宣言が解除され海外のメディアからも「不可解な成功」と称されています。
ただ、6月1日の社会の様子をみると「新しい生活様式」(「新しい生活様式」と謳われていても現状では新型コロナウイルス感染症に対する創意工夫といったような程度のレヴェルにあると思います。もちろんそうした対策は重要ですが)があったとしても、大きな目でみると、2020年2月以前の状態に戻っている感じを受けます。
つまり、根本的にはほとんど変わっていないため、またぶり返す(感染者数が増大する)可能性はかなり高いといえます。
ただ、それで今後再び「緊急事態宣言」発令されるかどうかはまた別の問題です。
いずれにせよ今後の政府の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応が鍵になってくるので、今後も注目していきたいと思います。
まとめ
- 緊急事態宣言が再び発出(発令)されることはあるのか
- 今後の行政の対応が重要(日本は根本的に解決したわけではない)
医療現場や新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策に奔走した方々や自粛の中ステイホームされていた方の協力があって、ひとまずは緊急事態宣言が解除されたのは事実である。
今後も一個人としてできるところは対策していきたいと思います。
最後まで読んでくださった方ありがとうございました。