「ハンター×ハンター」と「ONE PIECE」の2つの差異

両方とも国民的漫画

こんにちは。今年も早いものでもうすぐ年末ですね。

社会人の方は仕事によっては、今年(2019-2020年)は9連休を取れる方もいて、ゆっくりとしたまとまった休みを取れる時期でもありますね。

まとまった休みの間に漫画を読む方もおおいのではないでしょうか。

今回は「ハンター×ハンター」と「ONE PIECE」という両方とも国民的漫画であるこの二つの差異についてブログで書いていこうと思います。

特に筆者は「ハンター×ハンター」が好きで、よく寝る前とかに読んでいます。(全巻10周以上は確実にしていますが、読み返すとまた新たな発見が見つかるのでやめられません。(笑))

1つ目:「ハンター×ハンター」は単純な二項対立ではない

一つ目に上げるのが「ハンター×ハンター」は、敵役と主人公(※後述しますが「ハンター×ハンター」は話の主役が変わることがあります)たちが単純な二項対立の構図になっていないことがあげられます。

「ハンター×ハンター」は魅力的な敵役のキャラクターが多いことで知られています。では、どうしてそういった魅力的なキャラクターが登場するのかというと先に述べたこの一つ目の構図の仕組みが要因の一つにあると思います。

この単純な二項対立の形を取らないのは「ハンター×ハンター」とその他の漫画といってもいいぐらいの特徴の一つです。

例えば「ONE PIECE」でいうとルフィ達vs海軍もしくはルフィ達vs黒ひげ海賊団といったように多くの漫画は、主人公たちとその他に対立する敵役がでてくるのが一般的ではあります。

しかし、「ハンター×ハンター」は敵役の心情にまで踏み込むことが多く(例えば、主人公のゴンがゾルディック家を訪れるときに、描かれるゾルディック家の執事のゴトーの心情等)

またここで敵役(「ハンター×ハンター」では単純な二項対立でないので、こうした敵役や悪役という言葉を用いるのにも抵抗がでるくらいです)のキルアの兄のイルミとミルキそしてキルアの親父のシルバ祖父のゼノなどは後々またでてきてストーリーに関わってきます。

幻影旅団ももはや敵役という言葉は似合わないのが最近の「ハンター×ハンター」を読むとよく分かります。

また、「ハンター×ハンター」は、基本的には主人公ゴンが父親を探す話ですが、ヒソカがクロロと戦う際に話の主役で描かれることや、現在はクラピカが中心に話が進んでいるように、主役が変わることがあります。

これも非常にレアなケース(そもそもこんなに長期間に連載を休めるといったところですでに唯一無二の漫画ですが)で、そこで物語の奥行が深くなって、キャラクターに感情移入できやすくなると思います。

また善と悪が単純な二項対立ではないのも魅力的です。

蟻編のハンター協会ネテロ会長がメルエムに対してとった最後の手段や、その他にも話の随所にそういったところが観られます。

これ以上話すとほんとうに長くなるので、これくらいにしておきます。

「ハンター×ハンター」ほんとうに他人におススメできる漫画です。まだ読んだことない方はこの長期休みの間にでもぜひ読んでみてください。

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2つ目:「ONE PIECE」は膨大な熱量の継続がスゴイ

こちらも言わずと知れた国民的漫画「ONE PIECE」です。

原稿の締め切りが短い週刊連載の「週刊少年ジャンプ」で長い間トップランナーとして走り続けられるという継続の力がとても凄いですよね。

僕なんかが説明する必要のない漫画だと思いますので、内容の方はあまり触れないで、「ハンター×ハンター」と「ONE PIECE」の差異に絞ってお話すると、まず継続力(持続力)が異なる。

そして「ONE PIECE」を読むと分かりますが、原稿いっぱいに絵もしくはセリフが描いてあると思います。

これは「ハンター×ハンター」は抜けるところは抜いて描いているのに対して、「ONE PIECE」はコマの端の細かいところまでほぼすべてのページに描いていると思います。

これはどっちが悪いとか良いとかはなくて、どちらも作品の作風に繋がり持ち味であって好みの問題だと思います。

ただ、描いている量は圧倒的に「ONE PIECE」のが多く、それを続けられる力(継続力)は常人ではなかなか真似できないと思います。

筆者も「ONE PIECE」を読んでいて、目頭が熱くなることも多くあります。

出版されている量も多いので、こうした休みの日に等はもってこいの作品だと思います。

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おまけ

以上「ハンター×ハンター」と「ONE PIECE」の2つの差異についてでした。

みなさんは年末年始をどう過ごされる予定でしょうか。

僕は家族で麻雀などをやったりします。コタツでごろごろしながら漫画を読んだりするのもいいかと思いいまから楽しみです。

最後まで読んでくださった方ありがとうございました。

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