【大学生必見!】評価を得られるレポートの書き方3つの方法

今日は大学のときに提出することがせまられるレポート課題の書き方で評価を受けやすくなるための書き方を3つ紹介していきます。

これは社会人になってからもプレゼンテーションやメールなどで、使える技術も含まれているので、それらの方もぜひ参考にしてください。

またブログを書いているや文章を書いているときに私も下記の3つのことは常に意識して文章を構成し書いています。

ミーコ(6)

ブログでもレポートでも人に文章を読んでもらっていることは変わらないものね

1つ目:レポートの構成を意識する

ここでいうレポートの構成とは、それほど難しいことを言っているわけではありません。

ただ、レポートをいきなり(パソコンやレポート用紙に向かって)書き始めるのではなく、まずはじめにかんたんなもので良いので、メモ用紙などにこのレポートの結論(や言いたいこと)を書いて四角などで囲ってマークをつけましょう。

その下に箇条書きで3つ程度その結論にレポートに書いた方が自分が良いと思う項目を書きましょう。

これを一度挟むだけでレポートの出来はかなり変わります。いきなり机に向かい書き始めたときと異なり、メモ用紙にはじめに結論と要旨をまとめることで、レポートで伝えたいことが頭にあるため首尾一貫したレポートが出来上がることに繋がります。

ミーコ(6)

いきなりレポートをがむしゃらに書き始めないことがコツなのね

よく言われる「起承転結」のレポート構成とは。

レポートや文章を構成するときに「起承転結」を意識した方がいいと聞いたことがある人は少なくないと思います。

しかし、いまいちこの「起承転結」と聞いたときにピンとくる方は多くはないと思います。私自身もレポートの「起承転結」ってなんだよ。と思ったことも大学生時代に多かったです。

起承転結」ではなくレポートの骨組みを意識する。

「起承転結」ではなくレポートの骨組みを意識する
  • レポートの目次をつくるイメージ

なので、「起承転結」と聞いていまいちピンとこない方は、起承転結」ではなくレポートの骨組みを意識するといいと思います。

私自身このことをイメージもしくは先ほど上述したメモ用紙などに、レポートの目次をつくるイメージで、序文、本文、結論といったレポートの骨組みを立てて考えることが評価されるレポートに繋がります。

また最初にメモ用紙のトップに四角く囲った結論にどうのように目次を配置したら、説得力のあるレポートになるか目次を構成することがとても大切です。

そして、貴方がもし本格的な論文を書いた際に、その論文を手に取った人物(論文を読むことに慣れているもしくは長けている人物)はまず貴方の書いた論文の目次をチェックします。

なぜなら、そこに自分が知りたい情報もしくは興味がある内容が書かれているかどうかを調べるのには、目次が一番手っ取り早くかつ正確だからです。

言い換えれば、貴方の書いた論文の目次を見ただけで、その人が貴方の論文を読むかどうかが決まると言い切ってしまってもよいほどに論文の目次は大切です。話をレポートに戻すとしましょう。レポートを書く際にも、目次をつくるイメージでまずはじめにレポート全体の文章の構造を意識して書くことで貴方のレポートの評価や印象はガラッと変わります。

2つ目はっきりと言い切る姿勢

これは、レポートや文章を書くことに慣れていない人は少し戸惑うかもしれません。

加えて、日本人はこのはっきりと言い切ることは苦手と一般的には言われています。例えば日常会話れべるでは、よく使いがちな「たぶん~だろう」や「~かもだったかもしれない」といったあいまいな表現をレポートや論文で使うことは避けたいです。

レポートの場ではきっちりと自分がどの立場に立っているかを明確にして、「~である」や「~です」と言い切った方が説得力も増しますし、読んでいる人も不安にならずに読んでいけます。

英語はそのあたりの主張や表現がはっきりしているので、日本語より英語の方が真っすぐに伝わりやすいという側面があります。日本は先進国の欧米諸国と比べて自然科学系の論文の数が少ない特徴があります。

レポートを書く際は、自分の言葉に自信を持ってはっきりと相手に伝わるもしくは伝えることを意識して書きましょう。

3つ目:事実と意見をきちんと書き分ける

最後の3つ目のレポートの評価が上がる書き方は事実と著者の意見をきちんと書き分けることです。

これは日常生活でも割と必要なことですが、意外と事実と意見を混同せずに自分の意見や感情と実際に起きている事実を分けて話すもしくは考えられる方はとても少ない印象です。

僕もなるべくこのことは意識して、普段文章や日常を過ごしています。それくらい一見すると簡単そうに見えますが、難しいことです。

ミーコ(6)

意外とそれは事実ではなく、感想や意見をあたかも事実であるかのように言っている人は多いわよね

実はレポートを書いているときもこのことは重要で、自分が今書いていることは果たして事実なのかそれとも意見なのかこれを意識するだけでスッキリとした文になり、見やすくなると思います。

では、具体的に何が事実で何が意見かを区別しているうえでかなり適格だと筆者も思う事例を(木下是権『理科系の作文技術』中央新書,1981年)から引用すると…

<事実>

(a)自然に起こる事象(某日某地における落雷)や自然法則(慣性の法則);過去起こった,人間の関与した事件(某年某地における某氏の出生)などの記述で,

(b)然るべきテストや調査によって真偽(それが事実であるか否か)を客観的に確認できるもの

としてる。一方<意見>は幅ひろい概念で,その中には次のようなものが含まれている

推論(inference)ある前提にもとずく推理の結論,または中間的な結論.

例:彼は(汗をかいているから)暑いにちがいない.

判断(judgment)ものごとのあり方,内容,価値などを見きわめてまとめた考え.

例:彼女はすぐれた実験家であった.

意見(opinion)上記の意味での推論や判断;あるいは一般に自分なりの考え,あるいは感じて到達した結論の総称.

(木下是権『理科系の作文技術』中央新書,1981年,p104-105) から抜粋

この本は筆者の本棚にも一冊ありますが、筆者が大学生時代非常にお世話になった一冊です。大学生であるならば一読する価値は十二分にあると思います。

書かれた年代は少し古いですが、今でも存分に活用できる技術が詰まった名著でおススメできる一冊です。

これからレポートなどを書く機会(理科系とタイトルに入っていますが、文系の方も読まれている方は多いです)がある方や、文章の要領を掴みたい方には手もとに置いておくといいと思います。

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

それと最後にもう一つ。レポートを書く上で、参考文献など引用したものはしっかりと明記や表記をしておくことが必要です。

このことは、引用でこの人が実際に書いている部分が分かるようにしておくことは最低限のマナーになります。

以上が評価されるレポートを書く上で重要な3つの要素でした。

最後まで読んでくださった方ありがとうございました。

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