2019年度映画ランキング
今年ももうすぐで終わりですね。今年筆者が観た映画をランキングにまとめてみました。(※筆者が観たときが今年であれば、2019年度としてカウントしています。)
早速ランキングを発表させていただきます。
1位:『グリーン・ブック』
2位:『ジョーカー』
3位:『アナと雪の女王2』
4位:『天気の子』
以下、簡単に映画の感想を述べていきます。
1位:『グリーン・ブック』
今年観たなかで一番面白かったのは『グリーン・ブック』ですね。アカデミー賞を受賞したことで広く知られている映画だと思います。
物語が安定的に進んでいくのがよく分かる映画です。観ていてある種の安定感がある映画です。起承転結がていねいに繋がれていて最後まで心地よいリズムの車に乗っていて進んでいくかのような映画です。
人種差別が法律的には無くなったけど、慣習のような形でまだ人々の間に残っていた時代のアメリカが舞台の映画です。
2位:『ジョーカー』
これも話題作ですね。基本的にバットマンの作品の敵役として知られているジョーカーをバットマンとは切り離して描いた作品ですね。
賛否両論いろいろある映画だとは思いますが、要所要所での映像の綺麗さと主人公のぶきみな感じがとてもよくマッチしていて、何度か鳥肌をゾワッとさせてくれる映画です。
ほとんど救いようのないという感じの出口のない閉鎖感がこちらに伝わってくる映画ですが、主役のジョーカー役の演技は圧巻です。
また仕掛けがあったところや他にも印象的な(ジョーカーがドアの扉の鍵を開けるところ)シーンも多くあり、今年のアカデミー賞の結果が気になるところです。
3位:『アナと雪の女王2』
筆者が直近で観た映画です。言わずと知れたアナと雪の女王ですが、筆者は前の作品は地上波で観ました(笑)。
ただそれでも音楽と世界観がに引き込まれるものがあり観た後はアナと雪の女王の音楽を好んで一時期聴いていました。
今作の『アナと雪の女王2』はストーリーと構成が前作よりもしっかりとしていたためか前の作品よりも大人向けにつくられているのかなと感じました。
オラフのターンが劇中にあり前作の紹介をしてくれるシーン等ともも躍動感あふれる姿が印象的でした。
4位:『天気の子』
これも人気作品ですね。社会現象といっていいほどの『君の名は。』の同監督新海誠さんの最新作品です。
内容としては、意見がいろいろある映画だとは思います。劇中に村上春樹訳の『キャッチー・イン・ザ・ライ』の描写が描かれていますが、こちらの本の作品も筆者はとても好きです。
少し話が脱線しましたが、この村上春樹さん訳の『ライ麦畑でつかまえて』の作品を新海誠監督は意識してつくっている感じがしました。あとは、魚(の形をした雨)が降ってくる場面はこれも村上春樹さんの『海辺のカフカ』にあるシーンと似ている点があるなどいろいろ考察を落とせるという点で優れた映画なのではないでしょうか。
「RADWIMPS」との音楽と映像のコラボレーションは素晴らしいのですが、前作の『君の名は。』ほど、ゾワッとは来ませんでした。なかなか物語の仮説の組み立てが飛躍しているところがあり、感情移入がちょっとしずらかったのが原因かもしれません。
今気になる映画
『It The END』と『ドクター・スリープ』でしょうか。
どちらも奇しくもスティーブン・キングが原作の映画ですが、テイストはいささか異なる気がしています。
以上筆者の映画ランキングでした。
最後まで読んでくださった方ありがとうございます。