今回は、街を歩いているとたまに目にする電線にとまっている鳥たちがなぜか同じ方向を見ている理由について解説します。
まるで何かを見ているかのように、一様に同じ方向を向いている鳥たちを見たことが一度はあるのではないでしょうか。
これは電線に限らず川の護岸に羽を休めて陽に当たっている鳥たちも、同じ方向を向いていることがありますよね。
電線にいる鳥が一様に同じ方向を向いている理由
結論から、いうとこれは動物の習性だからです。
彼らはまるで、景色を楽しんでいるかのように、同じ方向を向ていることがあります。
しかし、鳥たちは景色を楽しんでいるわけではありません(鳥語なるものが分かり聞いたわけではないので、もしかしたら楽しんでる可能性はあります)
なぜ、一様に同じ方向を向くかというと、彼らは「遠くを見る」という動物の習性のためです。
これは、人間でもあたはまります。僕たちも仕事をしているときなど、座っている位置から一番遠くの壁面を見ていることがあります。
鳥たちもそこから見える一番遠くの方を向いているため、みな一様に同じ方向を向いているというような状況が生まれるわけです。
僕が住む海が近い川の近くの護岸に一様に、白い鳥たちが羽休めしている姿を見るとこちらまでなぜかほっこりとしてしまいます。
では、さらに一歩踏み込んで「なぜ遠くをみるのか」という理由を考えると、それは心理的にストレスがかかりにくいからではないでしょうか。(これは、あくまで筆者の考えになります)
パソコンで作業しているときも、ふと顔を上げ無意識のうちに「あ、遠く見てるな」と思うときがあります。
こんな風に考えることは、僕は好きです。
ちょっと話が脱線しました。
以上がなぜ電線にいる鳥が一様に同じ方向を向いている理由でした。
最後まで読んでくださった方ありがとうございました。