漫画『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』の3つの魅力について解説しています。
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ミーコ(6)
漫画『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』3つの魅力
今回は、漫画『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』の以下の3つの魅了について解説していきます。
- 敵と味方の単純な二項対立で描かれていない
- 念の戦いは、一概に強さで決まるものではない(相性やバランス、制約と誓約)
- 話の中心人物が入れ替わる
以下、1つひとつていねいにみていきましょう。
魅力①:敵と味方の単純な二項対立で描かれていない
漫画『ハンター×ハンター』の最大の特徴といえるのが、ストーリーが敵と味方の単純な二項対立で描かれていないことです。
ストーリーの構造が敵vs見方ではなく複雑になることで、物語に深みが増し魅力的な敵キャラが多く存在することにも繋がります。
ヨークシンシティのオークション編の勢力図を簡単に筆者がまとめた図になります。
みると分かるように、それぞれのグループに所属が入れ子状になっていることが分かります。
これによってキャラクターが置かれている立場や微妙な心情の揺らぎが読者側に魅力的に伝わっていくることに繋がっています。以下に魅力的な敵キャラ(敵キャラと呼ぶのがふさわしくないことはすでに述べていますが、便宜上敵キャラと呼ばせていただきます)を紹介していきます。
幻影旅団
『ハンター×ハンター』の物語の中心人物の一人のクラピカが長年仲間の復讐のために追っていた盗賊集団の幻影旅団の面々などが、最新巻(36巻)では、物語の中心に描かれています。
十二人のキャラクターも魅力的なキャラが多く『ハンター×ハンター』の中でも、ファンが多い集団です(何より強くて、自分の都合を押し通す力を持っている厄介なキャラクター達です)。
“蟻”
暗黒大陸からやってきた外来種の”蟻”ですが、蟻の王メルエムとあかずの少女のコムギとの最後のやり取りに涙を流した人は少なくないハズです。
彼らも、敵として描かれていますが、心情の変化や揺らぎが蟻側ではな人間の立場の私たちが感情を移入してしまいます。
単純な二項対立で描かれていない(ときとして、敵キャラが主軸に描かれる)が『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』の大きな魅力になっています。
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魅力②:念の戦いは、一概に強さで決まるものではない(相性やバランス、制約と誓約)
『ハンター×ハンター』の戦い(バトル)の特徴に、念での戦いが挙げられます。
念の相性やまた時には”特定の相手しか攻撃しない”といった【制約と誓約】を設けることで、念の力を強化したり(リスクはバネになります)することができます。
左が念の系統別の表を筆者が簡単にまとめたものになります。
これらの系統によって、キャラクターが使う念の能力が設定されています(中には、幾つかの段階を満たすことで発揮する能力もあります)。
右が体調の変化によって、念の力に幅があることが分かります(B以外は、体調次第で1番強いDに対しても勝つ可能性があります)
キャラクターによって、相性や【制約と誓約】によって、戦いの結果が変化することがハンターハンターの戦(バトル)のおもしろいところです。
魅力③:話の中心人物が入れ替わる
漫画『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』では主人公のゴンが父親を捜すまでは、ゴンが主役として物語が描かれることになりますが、ゴンが父親のジンと会った後は、話の中心人物が入れ替わります。
(クラピカや敵役だったヒソカや幻影旅団の面々そして、ジンetc…)
話の中心人物が入れ替わり物語が進んでいくのもハンターハンターの魅力の1つです。
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まとめ
今回みてきたことについて以下簡単にまとめます。
- 敵と味方の単純な二項対立で描かれていない
- 念の戦いは、一概に強さで決まるものではない(相性やバランス、制約と誓約)
- 話の中心人物が入れ替わる
『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』は長期間の休みなど、時間が空いているときにぜひ読んだり読み返したりするのにおすすめな漫画です。
読み返す度に新たな発見があったりします。
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