進研ゼミを子どもに習わせるか悩んでいる方(親御さん)向けの記事になります。
ベネッセの進研ゼミの講座を取ってみて(実際に入ってみて)どうだったかについて、筆者の子どもの頃の体験をまじえて解説していきたいと思います。
進研ゼミのメリットやデメリットを含めてみていきたいと思います。
ミーコ(6)
進研ゼミは、以下のようにお子様の対象年齢もしくは対象となる学校別にコースがそれぞれ用意されています。
以下、進研ゼミのメリットとデメリットについてみていきます。
進研ゼミのメリット
・学校の少し先の部分を学習できる(予習できる)
・赤ペン先生が答案を毎月添削してくれる
・費用が塾などの通う形式より安くて済む
一つひとつみていきましょう。
・学校の少し先の部分を学習できる(予習できる)
まず、進研ゼミの教材を使って学習する最大のメリットは、学校で習う部分を先に学習することができることでしょう。
これは、子供にとって効果が大きいもので、学校で授業を受ける前に”進研ゼミ”で先に学習しておくことで、授業の内容が頭に入ってきやすくなります。それと多少学校の授業を集中していなくとも頭に入ってくるので、先生にあてられてらどうしようといった緊張が少なくなり子どものストレスが減ります。
進研ゼミで学習を進めたときに、分かりずらかったな(不安だな)と思う少しの部分も、学校の授業が”進研ゼミ”で習ったことの復習になるのでそこで理解を深めることができます。
(お子様が気持ちの余裕を持って、学校に通えるようになると思います。)
・赤ペン先生が答案を毎月添削してくれる
筆者が子どものときにも進研ゼミを受けていたときにも赤ペン先生はありました。
毎月、答案を赤ペン先生に出すところまでがひと月の間に自分でやるところなので、最後まで自分でやり抜く力(自己解決能力は大人になって仕事をするうえでも大切な能力で近年注目されています)がつきます。
また、赤ペン先生の添削を受けたことがある方は、分かると思いますが、答案に対して、丁寧に添削してくれるのは、もちろんちょっとした日常に抱いた疑問や質問に対しても答えてくれるので、毎月手紙を交換しているような気持ちになります。
赤ペン先生ともっと(答案(手紙)を通じて)話してみたいと思う気持ちが赤ペン先生に答案を出したと思ってもくもくと教材で勉強していたのを今でも覚えています。
・費用が塾などの通う形式より安くて済む
進研ゼミの講座は費用でも一般的に塾を通うよりもお得です。子どもが中学受験をしない場合などの際に塾に通うのではなく、まずは進研ゼミの教材でやってみる(お試しできる)のも魅力です。
子どもが勉強に対して、それほど熱心ではない時期(小学校低学年や3~4年生)ぐらいの時期の頃というのは、掛け算の九九や割り算など徐々に勉強の内容が複雑になってくる時期なので、進研ゼミの講座をやってみるのは特におすすめです。
筆者もそのくらいの時期に進研ゼミから入りました。すると小学校のテストで満点や90点を取れるようになり(小学校のテストは簡単なものが多いですが)自分の自信に繋がりました。
そのはじめの一歩をスタートすることができ、勉強が楽しく感じるようなりました。
(人より少しだけできるという感覚は、子どもときはやる気につながったりするので大事だと思います。)
進研ゼミのデメリット
・学習ペースは自分(お子様もしくは家庭)でつくらないといけない
・やらないと教材が山積みになる
次に”進研ゼミ”のデメリットについてみていきます。
・学習ペースは自分(お子様もしくは家庭)でつくらないといけない
学習塾に通って座って授業を受けるのとは異なり、進研ゼミの教材は自分でやるのが基本です。
そのため、学習ペースは低学年の子どもであれば、はじめは親御さんが進行の状況などを管理してあげる必要があるでしょう。
もちろん進研ゼミの教材には、子どもが取り組みやすいような仕掛けが工夫がされていますが、学習ペースをつくる(勉強を習慣化する)までは時間がかかったり、親御さんの工夫が必要だったりするでしょう。(仕組化が継続の鍵となります。ゲーム何時間やったら、勉強何時間等ルールを設けたりしていた記憶があります)
・やらないと教材が山積みになる
進研ゼミの講座に申し込むと毎月教材が送られてきます。
そのため、やらないと教材が平積みされていき、気づくと山のように積み上がっていたりします。
こうなると、子どももあぜんというより進研ゼミの講座に対して、無気力になってしまったり、お金を払って申し込んだ親御さんたちも、なんだか無駄になってしまったように感じてしまいます。
それでも、最初のキッカケは”進研ゼミ”だった。
進研ゼミの講座に申し込んで意味があるかそれともないかと聞かれたら、結論からいうと、意味があると思います。
なぜなら、筆者の勉強を始める最初のキッカケ(勉強が楽しいと思うようになった)は”進研ゼミ”でした。
こういう人は意外と多いんじゃないでしょか。
筆者もその一人で、今思うと、勉強をするようになった(勉強がそれなりに楽しいと感じた)のは進研ゼミの講座がキッカケでした。
上記に書いたように、進研ゼミの講座は自分で進めていく必要があるため、自分で学習する(塾に行って座って授業を受ける受動的ではなく)力がつきます。僕の高校の知り合いで、東京大学に行った友人に「何で(なんの教材)で勉強してるの?」と尋ねたところ「ん、高校の教科書だよ」と高校で配られる教科書を中心に自分で隅から隅まで勉強している友人をみて驚いたことがありました。
ここで、筆者が言いたいことは、自分で学習する力(自分で最後までやり切る力)を身に付けることができれば、それを別の形で生かして効果を上げることができるということです。
筆者が小学生のころ”進研ゼミ”の漫画がよくチラシと一緒に投函されていてそのストーリーを見て「やってみたい!」と思いました。
そのため、「どうせ続かないでしょう」と思っていた親を説得して取ってもらいました。(いまではそういった意味で両親には感謝しています)
コチラ↓の青い部分が”進研ゼミ”のリンクになっています。資料請求は無料で行えるので、まずは料金プランなどの検討から始めてみるのがおすすめです。
もし、途中で、お子さまが向いていない(3ヵ月以上手つかずの教材が溜まってしまうなどの状況が続く)と思うようなら、一度辞めてしまうのも全然有りだと個人的には思います。(しばらくすると、再び子どもの方からもう一度やってみたい!と声が上がるケースも多いです。)そのときに、次はどうゆう条件(約束を破らないルール)を設けるのが、続けるコツです。
子どもは、自分の失敗や痛みを受けたときに、一番大人の意見に声をかたむけます。(そのときに、おもむろに相手を非難するのではなく、どうしたら次は辞めずに続けることができるのか)建設的な意見が言えるとgoodだと思います。(否定や非難ばかりだとちょっとしたトラウマになりかねません)
子どもにチャンスを与えて、子どもが経験できる場を与える(整えてあげらる)のは親の役目(役割)です
もし、それでもだめだったとしてもその経験がどこで、どう繋がっているかは、誰にも分りません。(みなさま、親御さんや子どもたちが進研ゼミの講座をとって、あぁここで意味があったんだなと気づくことや思い出すことがあれば幸いです)
以上が、ベネッセ/進研ゼミの講座に申し込んで意味があるかないのかについてと、進研ゼミの講座のメリットとデメリットについてでした。
最後まで読んでくださった方ありがとうございました。